最近はどんなときもWiFiのテレビCMを見る機会が増えてきましたね。
どんなときもWiFiは、モバイルWiFiの中でも異色な特徴を持っています。
ポイント
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-
- 外出先でモバイルWiFiを使う
- 動画をたくさん見る
- スマホゲームを普段から遊ぶ
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どんなときもWiFiはこのような人におすすめのモバイルWiFiです。
今回はどんなときもWiFiの評判や口コミ、実行速度などを紹介していきます。
どんなときもWiFiを契約するか迷っている人は参考にしてください。
どんなときもWiFiの詳細
どんなときもWiFiは2019年3月から始まった新しいサービスですが、運営している株式会社グッドラックは10年以上インターネット事業を行っています。
株式会社グッドラックは「NEXT mobile」「ONE MOBILE」「モバレコAir」のモバイルWiFi事業を展開していて、最新のサービスが「どんなときもWiFi」です。
どんなときもWiFiの料金
まずはどんなときもWiFiの料金を見ていきましょう。
どんなときもWiFi | クレジットカード払い | 口座振替払い |
月額料金 | 1~24ヶ月目3,480円 25ヶ月目以降3,980円 | 1~24ヶ月目3,980円 25ヶ月目以降 4,410円 |
2年間の料金 | 83,520円 | 95,520円 |
どんなときもWiFiの月額料金と2年間使った場合にかかる料金はこのようになっています。
これらは現在の月額料金割引キャンペーンが適用された金額です。
口座振替でも支払いが可能なので、クレジットカードを持っていない人でも契約しやすくなっていますが、クレジットカードを持っている人はクレジットカード払いの方が圧倒的にお得ですね。
上記の表を見ても分かりますが、どんなときもWiFiは2年以内の料金と2年以降の料金が違ってきます。
どんなときもWiFiは2年縛りがあるモバイルWiFiなので、2年目以降も使う場合は月額料金が高いまま使い続けることになってしまいます。
2年目以降もどんなときもWiFiを使う場合でも、更新期間に一度解約して再度契約した方がお得になるので忘れないようにしましょう。
どんなときもWiFiの通信速度
どんなときもWiFiの月額料金の次は気になる通信速度を見ていきましょう。
通信速度は動画の視聴やアプリのダウンロードに関わるもので、遅いとモバイルWiFiを使う意味がなくなってしまうのです。
どんなときもWiFi | 通信速度(最大) |
下り | 最大150Mbps |
上り | 最大50Mbps |
どんなときもWiFiの公式サイトに記載されていた通信速度は上記になります。
実際に150Mbpsの速度が出ていれば、動画の視聴やダウンロードだけでなくオンラインゲームも遊べる速度です。
ですが、最大150Mbpsという表記は150Mbpsが出るということではありません。
この表記は「想定する最大通信速度」のことで、実際にこの速度は出ません。
なので、実際にどんなときもWiFiを利用している人の速度を調べてみました。
どんなときもWiFi | 通信速度(実行速度) |
下り | 平均22Mbps |
上り | 平均11Mbps |
どんなときもWiFiを使うユーザーのレポートをまとめたサイトを参考に、どんなときもWiFiの実行速度を見てみると「下り平均22Mbps」「上り平均11Mbps」ということが分かりました。
どんなときもWiFiの通信速度でできること
1番通信速度が必要なことは動画のダウンロードで、高画質動画のダウンロードは下り50Mbps以上の速度があると快適に完了します。
プライムビデオなどで動画のダウンロードをしたいという場合は、下り50Mbps以上の速度が欲しいということです。
プライムビデオやYou TubeでHD画質動画を再生するときに必要な通信速度は下り5Mbpsです。
つまり、どんなときもWiFiの通信速度はプライムビデオで動画をダウンロードするのには時間がかかってしまうものの、視聴には全く問題ありません。
また、ほとんどの人が通信時に気になる速度は下りの速度です。
上り速度はLINEの送信やYou Tubeへの動画アップロード時に必要になってきます。
もしもインターネットを通して配信したい場合は「上り」の速度が大切です。
配信したい場合も上り11Mbps出ていれば配信可能です。
どんなときもWiFiの通信速度でできないこと
どんなときもWiFiの実行速度は「下り平均22Mbps」「上り平均11Mbps」ですが、できないこともあります。
オンラインゲームやFXなどをしたい場合はどんなときもWiFiはおすすめできません。
オンラインゲームやFXは速い通信速度と安定した通信が必要なので、どんなときもWiFiに限らずモバイルWiFiが向いていないのです。
これらを楽しみたい場合はモバイルWiFiではなく固定回線を選びましょう。
どんなときもWiFiのキャンペーン
現在どんなときもWiFiで行われているキャンペーンは、月額料金の割引だけです。
1~24ヶ月目までは通常の月額料金から930円割引されるキャンペーンになります。
このキャンペーンはクレジットカード払いの方にのみ適用されるものなので、クレジットカード払いと口座振替払いで月額料金が違うのです。
口座振替払いの場合は1~24ヶ月目までは通常の月額料金から430円割引されるキャンペーンとなっています。
どんなときもWiFiの評判
ではここからは実際にどんなときもWiFiを利用しているユーザーの評判を見ていきましょう。
どんなときもWiFiの良い評判
まずはどんなときもWiFiの良い評判から見ていきましょう。
繋がるエリアが広い
WiMAX2がエリア外で使えなかった人でも、どんなときもWiFiなら使えたとのことでした。
どんなときもWiFiは「ソフトバンク」「ドコモ」「au」のネットワークが使えるため、繋がる回線が3つあることになります。
なので1つのネットワークしか使えないモバイルWiFiよりも利用できるエリアが広いのです。
動画を快適に視聴しても視聴制限がない
どんなときもWiFiで動画をたくさん見ても視聴制限がないという口コミも見られました。
モバイルWiFiでは月間データ容量無制限となっていても、数日間で10GB以上の通信容量を使った場合、速度制限がかかってしまうことがあります。
ですが、どんなときもWiFiは動画をどれだけ見ても速度制限はかかりません。
高画質の動画でも止まることなく視聴できますし、映画や海外ドラマを連続で視聴しても問題ないのはありがたいですよね。
どんなときもWiFiの悪い評判
次はどんなときもWiFiの悪い評判を見ていきましょう。
2年縛りがある
どんなときもWiFiは2年契約なので、2年縛りと呼ばれるものがあります。
またどんなときもWiFiは違約金も高めです。
どんなときもWiFi | 違約金 |
0~12ヶ月 | 19,000円 |
13~24ヶ月 | 14,000円 |
25ヶ月目 | 0円 |
26ヶ月以降 | 9,500円 |
通信速度が思っていたよりも遅かったときなど、解約したくなったときにすぐに解約できないと聞くと不安ですよね。
ですが、どんなときもWiFiは「いつでも解約サポート」というサービスを行っています。
このサービスはどんなときもWiFiから乗り換えたくなったときに、どんなときもWiFiの窓口を通して他社に乗り換えることで違約金が0円になるというものです。
モバイルWiFiへの乗り換えも可能ですし、固定回線への乗り換えも可能なので、このサービスを使うことで2年縛りの問題は解決できます。
端末の評判がイマイチ
どんなときもWiFiで提供される端末は「D1」というモバイルルーターです。
端末についての評判を見たところ「バッテリー持ちをもう少し長くしてほしい」「ルーターに画面がなくバッテリー残量が分からない」などが見られました。
2020年1月現在、どんなときもWiFiはこのモバイルルーターしか扱っていないので、このモバイルルーターを使うしかありません。
バッテリーについては、持ち運びできるモバイルバッテリーを用意しておくと良いでしょう。
画面や操作方法等は後からまとめていくので、参考にしてください。
どんなときもWiFiのメリットとデメリット
どんなときもWiFiの詳細や評判を踏まえて、ここからはどんなときもWiFiのメリットとデメリットを見ていきましょう。
どんなときもWiFiのメリット
どんなときもWiFiの詳細と評判から分かったメリットは以下の3つです。
ポイント
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- どんなときもWiFiは使い放題で速度制限がない
- 海外でも簡単に使える
- 対応エリアが広く使いやすい
-
では1つ1つ見ていきましょう。
どんなときもWiFiは使い放題で速度制限がない
どんなときもWiFiの1番のメリットは、どれだけ使っても速度制限がかからないというものです。
今までのモバイルWiFiは「3日間で10GB」のデータを使った場合は速度制限がかかっていました。
どんなときもWiFiには、この速度制限がないので、動画を視聴し続けても問題ありません。
海外でも簡単に使える
どんなときもWiFiは、海外でも同じモバイルルーターが使えます。
手続きも不要で、モバイルルーターを海外に持っていって電源を入れるだけとなっています。
世界131カ国に対応しているので、ほとんどの国で使えるモバイルWiFiです。
また使った日の分しか請求されないので、レンタルWiFiよりもお得になります。
ただし、長期間利用する場合は、海外利用のために用意されたレンタルWiFiの方が安くなることもあります。
急な出張でレンタルWiFiが間に合わないというときの利用にすると良いでしょう。
対応エリアが広く使いやすい
どんなときもWiFiは「ソフトバンク」「ドコモ」「au」のネットワークなので、繋がるエリアが広くなっています。
他のモバイルWiFiは、独自の回線を使っていたため電波が届きにくくなっていましたが、どんなときもWiFiは同じ回線なので繋がりやすいのです。
またモバイルWiFiが繋がりにくかった地下鉄や電車、山奥などでも繋がりやすくなっています。
どんなときもWiFiのデメリット
どんなときもWiFiの詳細と評判から分かったデメリットは以下の2つです。
ポイント
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- WiMAX2より速度は遅い
- 違約金に注意
- レンタル端末に注意
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では1つ1つ見ていきましょう。
WiMAX2より速度は遅い
どんなときもWiFiは下り最大150Mbps、実行速度下り平均22Mbpsという速度ですが、この速度はWiMAX2より遅くなっています。
WiMAX2は下り最大1Gbps、実行速度下り平均48Mbpsです。
実行速度で見ても、WiMAX2の半分程度しか出ていません。
この通信速度が気になるという人は多いでしょう。
ですが先程も説明した通り、この通信速度でできないことは「オンラインゲーム」「FX」などだけです。
WiMAX2でもオンラインゲームやFXができる速度ではありません。
またWiMAX2は3日間で10GBの速度制限があるので、WiMAX2よりもどんなときもWiFiの方がおすすめです。
レンタル端末に注意
どんなときもWiFiの端末の評判がイマイチだったことは先程もご紹介しました。
それ以外にもどんなときもWiFiの端末で注意してほしいことがあります。
それはどんなときもWiFiの端末はレンタルなので解約後に返却しないといけないということです。
返却は解約を申請した翌月の10日必着となっています。少し早めに返却をしておきましょう。
また端末が故障していた場合は、機器損害金として18,000円が発生してしまいます。
端末が正常に動作すれば小さなキズ程度は問題ないそうですが、端末は丁寧に扱いましょう。
違約金に注意
どんなときもWiFiには2年縛りがあるため、2年以内の解約では違約金が発生してしまいます。
先程も説明しましたが、どんなときもWiFiを解約するときには「いつでも解約サポート」を利用することをおすすめします。
いつでも解約サポートを利用することで違約金も発生しませんし、新しいモバイルWiFiや固定回線への乗り換えがスムーズに行えます。
どんなときもWiFiの申し込みから受け取りまでの流れ
ここからはどんなときもWiFiの申し込みから受け取りまでの流れを解説していきます。
ポイント
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- 公式サイトで申し込む
- 契約審査
- 端末受取
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では1つ1つ見ていきましょう。
公式サイトで申し込む
どんなときもWiFiは店舗での取り扱いがないので、公式サイトから申し込む必要があります。
住所や名前などを入力していき、追加でオプションを契約するか選んで申し込みを終えてください。
申し込みがきちんと完了していれば、どんなときもWiFiから受付完了メールが届きます。
クレジットカード払いでは必要ありませんが、口座振替払いでは本人確認書類(免許証・パスポートなど)が必要になるので事前に準備しておきましょう。
契約審査
申し込みを行うと、どんなときもWiFi側で審査が行われます。
審査次第では時間が少しかかるかもしれないので、できるだけ早めに申し込みをしておきましょう。
端末受取
どんなときもWiFiの審査が完了し端末が発送されたら、あとは受け取るだけです。
発送される端末は自宅でも受け取れますし、指定店舗での受取も可能です。
指定店舗は「渋谷」「秋葉原」「大宮」の3店舗なので選べる人は少ないですが、当日でも受け取れるため覚えておきましょう。
どんなときもWiFiの端末の操作方法
どんなときもWiFiの端末「D1」は、画面がないモバイルルーターなので、慣れていないと使いにくくなっています。
なので、ここで簡単に端末の使い方を解説していきます。
電源の入れ方
D1は側面に電源ボタンがあります。
電源ボタンを3秒程度長押しすると、D1の表面にあるバッテリーランプが点灯します。
そのあと、4つのランプが点灯しWiFiランプが点滅し始めて、インターネットに繋がるようになります。
バッテリー残量の確認方法
D1は画面がないモバイルルーターなので、バッテリーを確認するには操作が必要です。
電源が入った状態で、電源ボタンを押しましょう。
するとWiFiランプとバッテリーランプが点灯し、下の丸いランプが点灯します。
D1は下の丸いランプが点灯する数で、バッテリー残量を表します。
ランプ4つ点灯で100%、ランプ3つ点灯で75%、ランプ2つ点灯で50%、ランプ1つ点灯で25%のバッテリー残量となります。
電波状況の確認方法
どんなときもWiFiの電波状況を確認するには、電源が入った状態で電源ボタンを2回押しましょう。
するとWiFiランプとバッテリーランプが点灯し、下の丸いランプが点灯します。
バッテリー残量と同じで、電波状況も下の丸いランプが点灯する数で表します。
確認方法も分かりにくいですが、電源ボタンを1回押したのか2回押したかで確認できるものが変わるので注意しましょう。
おわりに
どんなときもWiFiの評判は以上になります。
ポイント
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- 外出先でモバイルWiFiを使う
- 動画をたくさん見る
- スマホゲームを普段から遊ぶ
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どんなときもWiFiはこのような人におすすめのモバイルWiFiです。
どんなときもWiFiは電車内や地下鉄でも使えるため、外出先でもスマホを使いたい人におすすめです。
また通信容量をどれだけ使っても速度制限にならないので、動画をたくさん見る人やアプリが好きな人にもピッタリのモバイルWiFiになります。
2020年現在はキャンペーンも行っており月額料金が3,480円で契約できてお得です。
もしも2年縛りが気になっている場合、どんなときもWiFiには「いつでも解約サポート」があるので安心してください。

1まお

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