PS4は様々な種類のゲームが遊べるゲームで、最近はオンラインゲームも楽しめるようになりました。
ですが、PS4でオンラインゲームを遊ぶためにはインターネットに接続をする必要があります。
そこで今回はPS4でWiFi設定をする方法と、ポケットWiFiやWiMAX2+でPS4はできるのかを解説していきたいと思います。
こんな方におすすめ
- PS4を購入したばかりでWiFi設定の仕方がわからない
- ポケットWiFiやWiMAX2+でPS4が遊べるのか知りたい
このような方はぜひご覧ください!
WiFiでPS4は楽しめる?
PS4はグラフィックがきれいなので、WiFiだとオンラインゲームができないのではないかと思いがちですが、グラフィックなどは基本的に通信量に影響しません。
スマホゲームなどはグラフィックが通信量に関係してきますが、PS4はゲームデータを本体に保管しているため影響しないのです。
PS4でオンラインゲームを楽しむときに推奨される通信速度は5Mbps程度だと言われていますが、この通信速度はモバイルWiFiでもWiMAX2+でも安定して出る通信速度です。
PS4 | 推奨される下り通信速度 |
オンラインゲーム(モンハンなど) | 5Mbps~ |
対戦オンラインゲームゲーム(FPSや格ゲー) | 30Mbps~ |
ソフトのダウンロード | 10Mbps~ |
シェアプレイ | 2Mbps~ |
PlayStation Now | 12Mbps~ |
リモートプレイ | 15Mbps~ |
PS4のコンテンツを楽しむときに推奨される通信速度は上記のようになっています。
ほとんどのコンテンツはモバイルWiFiやWiMAX2+でも問題ありませんが、対戦オンラインゲームだけは快適にはプレイできません。
WiFiはping値が高い
モバイルWiFiやWiMAX2+系の場合、通信速度は問題ありませんがping値が高くなってしまいます。
対戦オンラインゲームの場合は、通信速度だけでなくping値も重要になってきますが、モバイルWiFiやWiMAX2+はping値が全国平均86msと快適にプレイできない値です。
対戦オンラインゲームでも、遊ぶジャンルによって必要なping値は異なります。
ゲームの種類 | 推奨PING値 |
FPS、TPS、格ゲー | 15ms以下 |
MOBA、緩めの対人ゲー | 30ms以下 |
カードゲーム、将棋、麻雀などのターン制ゲーム | 100ms以下 |
それぞれのジャンルで必要なping値はこのようになっています。
FPSや格ゲーなどは15ms以下が推奨されており、この数値より高いping値でプレイすると「相手プレイヤーが瞬間移動する」「当たっているのに攻撃が当たっていない判定になる」などが起こる可能性があります。
プレイできないことはありませんが、快適なプレイとはならないので注意しましょう。
ただし、友人と協力して遊ぶオンラインゲーム(モンハンなど)であれば全く問題なくプレイできます。
有線接続するとWiFiも安定する
モバイルWiFiやWiMAX2+は無線でPS4に接続できますが、無線接続よりも有線接続のほうが通信速度やping値は安定します。
ただし、2020年2月現在「よくばりWiFi」「どんなときもWiFi」などのモバイルWiFiは有線接続ができません。
反対にWiMAX2+系の端末は「w06」以外、有線接続が可能です。
なので、対戦オンラインゲームを遊びたい場合はモバイルWiFiよりも、WiMAX2+系の方がまだ良いでしょう。
PS4でWiFiを接続する手順
ここからはPS4でWiFiを接続する手順をご紹介してきます。
WiFi接続を行う前に「WiFiのネットワーク名(SSID)」「接続のためのパスワード」これらの情報を控えておきましょう。
これらの情報はお持ちのルーターに記載されているので、ルーターを手元に用意するだけでも問題ありません。
step
1PS4の設定を選ぶ
PS4を起動したら最初の画面に表示される「設定」を選びましょう。
step
2ネットワークを選ぶ
「設定」を選んだあとは「ネットワーク」を選んでください。
step
3インターネット接続を設定するを選ぶ
「ネットワーク」を選ぶと表示される「インターネット接続を設定する」を選んでください。
step
4WiFiを使うを選ぶ
「インターネット接続を設定する」を選ぶと「WiFiを使う」「LANケーブルを使う」が表示されます。
無線で接続する場合は「WiFiを使う」を選びましょう。
注意
WiMAX2+系で有線接続をする場合は「LANケーブルを使う」を選ぶと接続設定は完了します。
step
5かんたんを選ぶ
「WiFiを使う」を選ぶと「かんたん」「カスタム」が表示されますが「かんたん」を選んでください。
step
6接続するWiFiネットワークを選ぶ
「かんたん」を選ぶと、近くのネットワーク名(SSID)が複数表示されるので、自分のネットワーク名(SSID)を選びましょう。
step
7WiFiネットワークのパスワードを入力する
自分のネットワーク名(SSID)の「パスワード」を入力してOKを選びます。
step
8インターネット接続を診断する
「パスワード」を入力すると「インターネットの設定を更新しました」と表示されます。
そこでWiFi設定はできていますが、きちんと接続できているか確認するために「インターネットの接続を診断する」を選んでください。
きちんと接続できていればIPアドレス取得やインターネット接続に成功するので、問題がなければ設定は完了です。
PS4のWiFi設定が失敗するときの対処方法
上記のWiFi設定を行って「WiFiネットワークが見つかりませんでした。WiFiネットワークの電波が弱いかSSIDが間違っている可能性があります。」などと表示されることがあります。
このような画面になってしまった場合は選んだ「ネットワーク名(SSID)が間違っている」「入力したパスワードが間違っている」の可能性が非常に高いです。
特にマンションやアパートの場合はネットワーク名(SSID)は複数表示されて、選び間違えることも多くなります。
またパスワードもコントローラーを使って入力していくため、打ち間違えやすくなっています。
もう一度「ネットワーク名(SSID)」「パスワード」を確認して入力し直してみましょう。
WiMAX2+はもっと簡単にWiFi接続が可能
WiMAX2+を利用している場合「ネットワーク名(SSID)」「パスワード」を入力しなくてもWiFi接続が可能なので、こちらの設定を利用することをおすすめします。
WiMAX2+系のルーターの電源を入れて「かんたん設定」から「ワンタッチ設定(WPS)」を選んでください。
その後「WPS」を選ぶことで、ルーター側の設定は完了します。
ルーター側の設定が完了したらPS4側の設定に移りましょう。
先ほどのステップ5までは同じ手順となりますが、ステップ6の設定手順が変わります。
step
6WPSボタンを使って設定するを選ぶ
「かんたん」を選ぶと、近くのネットワーク名(SSID)が複数表示されますが、1番下の方にある「WPSボタンを使って設定する」を選びましょう。
「WPSボタンを使って設定する」を選ぶと残りの設定はすべてPS4側で行ってくれるため、WiMAX2+系を所持している場合はこちらの方法がおすすめです。
PS4に接続するのにおすすめのWiFi
ここからはPS4でオンラインゲームを遊ぶときにおすすめのWiFiをご紹介していきます。
GMOとくとくBB
まず最初におすすめするWiFiが、WiMAX2+系プロバイダのGMOとくとくBBです。
WiMAX2+系は他にも「Broad WiMAX」「UQ WiMAX」などがありますが、GMOとくとくBBが1番おすすめです。
WiMAX2+系はモバイルWiFiよりも通信速度が速く、端末によっては有線接続もできるため、オンラインゲームを安定して楽しめます。
GMOとくとくBBは、最大31,500円がキャッシュバックされるキャンペーンを行っており、ルーター代も0円なので契約時に必要な金額が少なくなっています。
GMOとくとくBBの月額料金
GMOとくとくBB ギガ放題プラン | 月額料金 |
1~2ヶ月目 | 3,609円 |
3ヶ月目以降 | 4,263円 |
GMOとくとくの月額料金はこのようになっています。
月額料金は他のWiMAX2+系プロバイダと比べてもあまり変わりませんが、31,500円のキャッシュバックを行っているため、実質的な負担額は少なくなります。
ただし、GMOとくとくBBのキャッシュバックは契約して11ヶ月目に手続きを行うため、手続きを忘れないように注意しましょう。
GMOとくとくBBを選ぶときの注意点
WiMAX2+系のプロバイダは「3日間で10GBを超えると通信制限がかかる」という特徴を持っています。
GMOとくとくBBもこの通信制限はありますが、オンラインゲーム自体は通信量をそこまで使いません。
学生のように丸1日中ゲームをしていると通信制限にかかってしまいますが、社会人であればオンラインゲームをしているだけでは通信制限にかからないでしょう。
ですが高画質で動画を視聴したり、オンラインゲームのアップデートが頻繁に入る場合は通信制限にかかりやすくなってしまいます。
PS4でオンラインゲームを楽しむだけであればGMOとくとくBBがおすすめですが、高画質の動画視聴なども楽しみたい場合は後述の「よくばりWiFi」がおすすめです。
また、3日間で10GBがどれくらい使えるのか知りたいという場合は下記の記事をご覧ください。
WiMAX2+の3日で10GBはどれくらい使えるのか徹底検証
よくばりWiFi
よくばりWiFiは「通信容量無制限」「通信制限一切なし」という特徴を持つモバイルWiFiです。
WiMAX2+系と比べると通信速度は遅くなっていますが、PS4のほとんどのコンテンツを楽しめる20Mbps以上の通信速度は出ています。
また通信制限が一切ないので、高画質の動画を長時間視聴してもオンラインゲームを1日中遊んでも通信制限には一切かかりません。
よくばりWiFiの月額料金
よくばりWiFi | 24ヶ月レンタルプラン | 1ヶ月レンタルプラン |
月額料金 | 3,450円 | 4,880円 |
契約期間 | 2年 | なし |
契約解除料 | 9,500~18,000円 | なし |
2年間の総額 | 82,800円 | 117,120円 |
よくばりWiFiの月額料金はこのようになっています。
料金プランが2つ用意されていますが、契約期間が決まっているか決まっていないかの違いです。
特に問題がなければ24ヶ月レンタルプランの方が月額料金がお得なのでおすすめです。
よくばりWiFiを選ぶときの注意点
よくばりWiFiはGMOとくとくBBと比べると、通信制限が一切ないというメリットを持っています。
ですがGMOとくとくBBは有線接続できますが、よくばりWiFiは有線接続ができません。
有線接続ができないため、無線接続となってしまうため、GMOとくとくBBより通信速度や安定性が落ちてしまうというデメリットもあります。
なので、3日間で10GBで足りる場合はGMOとくとくBBを選び、3日間で10GBでは足りない場合はよくばりWiFiを選ぶと良いでしょう。
PS4で対戦オンラインゲームを遊びたい場合はNURO光がおすすめ
WiFiではないものの、NURO光は対戦オンラインゲームを楽しみたい場合におすすめの光回線です。
光回線なので、通信制限も一切なく通信速度も「GMOとくとくBB」「よくばりWiFi」より速いですし、ping値も低く安定しているのでオンラインゲームに最適な光回線となります。
NURO光の月額料金
NURO光 | |
月額料金 | 4,743円 |
初期費用 | 3,000円 |
基本工事費 | 40,000円(30ヶ月の分割払いで実質無料) |
違約金 | 9,500円 |
NURO光の月額料金はこのようになっています。
月額料金も「GMOとくとくBB」「よくばりWiFi」とほとんど変わらない金額です。
工事費も30ヶ月NURO光を契約し続けることで無料になるので、初期費用が高いこともありません。
またNURO光は2020年2月現在、現金30,000円キャッシュバックもしくはPS4かNintendo Switchプレゼントキャンペーンを行っています。
このキャンペーンを利用することで、かなりお得に光回線が契約できますしPS4本体をまだ持っていないという場合にもおすすめです。
NURO光の注意点
NURO光は2020年2月現在「北海道・関東・東海・関西・九州」でしか利用できません。
また工事のときには立ち会う必要があるため、面倒だという人も多いでしょう。
工事を行い開通するまではモバイルWiFiを貸してくれるものの、「GMOとくとくBB」「よくばりWiFi」より時間がかかってしまうため、すぐにインターネットにつながるわけではありません。
なので、NURO光は高画質の動画を視聴しつつ、どうしても対戦オンラインゲームを遊びたいときに選ぶと良いでしょう。
おわりに
今回はPS4でWiFi設定をする方法や、ポケットWiFiやWiMAX2+でPS4は遊べるのかを解説してきました。
PS4のWiFi設定は簡単な手順で行えますし、WiMAX2+であれば「ワンタッチ設定」で接続できます。
またポケットWiFiやWiMAX2+でもPS4のオンラインゲームは楽しめます。
ただし、対戦オンラインゲームを楽しみたい場合はラグや回線落ちの可能性が高くなるので光回線がおすすめです。
自分の使い方に合わせて「ポケットWiFi」「WiMAX2+」「光回線」のどれかを選んでくださいね。

1まお

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