WiMAX2+を契約してオンラインゲームを遊ぼうと思ったらポート開放が必要だと言われたという人や、WiMAX2+でポート開放が可能なのか知りたいという人は多いでしょう。
結論から先に言ってしまうと、WiMAX2+はすべての端末でポート開放が可能です。ですが、手順を知らないとポート開放ができないため、手順を見ながら行う必要があります。
今回はWiMAX2+でポート開放するする手順や、WiMAX2+でポート開放する注意点などをご紹介していきます。
WiMAX2+でポート開放する方法が知りたい人や、WiMAX2+でポート開放しても大丈夫なのか知りたい人は参考にしてください。
WiMAXでポート開放する手順
早速、WiMAX2+でポート開放する手順を説明していきます。
WiMAX2+でポート開放する手順
- グローバルIPアドレスを契約する
- WiMAX2+のルーターで管理画面にログインする
- 接続設定情報を入力する
- ポート開放できているか確認する
では1つ1つ説明していくので、見ていきましょう。
グローバルIPアドレスを契約する
WiMAX2+でポート開放するためには、グローバルIPアドレスが必要なので契約しましょう。
グローバルIPアドレスの契約方法
- MyUQにログインする
- 「ご契約内容」内の「契約一覧紹介/変更」を選ぶ
- 画面右下辺りにある「グローバルIPアドレスオプション変更」を選ぶ
- 「申し込みをする」を選ぶ
- 受付番号が表示されたら申し込みが完了
上記の手順でグローバルIPアドレスの契約は完了です。ただし、申し込みが完了してから20分程度時間がかかるので注意しましょう。
WiMAX2+のルーターで管理画面にログインする
グローバルIPアドレスを契約した後は、WiMAX2+のルーターで管理画面にログインしてください。
ルーターの種類によって、ログイン方法は変わってきますが、下記の流れでログインできることが多いです。
WiMAX2+のルーターで管理画面にログインする手順
- ルーターの裏側に記載されている「IMEI番号」を控える
- ルーター毎に設定されている管理画面URLにアクセスする
- ログイン画面でユーザー名に「admin」をパスワードに「IMEI番号」を入力する
基本的な流れはこのようになっています。
端末 | 管理画面URL |
HUAWEI端末 | http://192.168.100.1 |
NEC端末 | http://192.168.179.1 |
UProad-Stick/Home2+ | http://192.168.100.254 |
ルーター毎の管理画面URLは上記なので、自分が使っている端末のURLを選んでください。
接続設定情報を入力する
管理画面にログインした後は、ログイン画面の「設定orネットワーク設定orWAN設定」を選び「プロファイル設定」を選びましょう。
プロファイル設定を選ぶと、プロファイルの新規作成画面が表示されるので、以下の情報を入力してください。
設定内容 | |
プロファイル名(任意) | Global |
APN(接続先情報) | wx2.uqwimax.jp |
ユーザ名 | global@wx2.uqwimax.jp |
パスワード | 0000 (ゼロ4つ) |
認証タイプ | CHAP |
IPタイプ | IPv4 |
プロファイル名は任意なので、分かりやすいように入力して構いませんが、他の項目はすべて同じように入力しましょう。
ポート開放できているか確認する
最後にきちんとポート開放できているのか確認しておきましょう。
上記どちらかのサイトにアクセスをして、ホスト名orグローバルIPアドレス、ポート番号を入力することで、ポート開放ができているか確認できます。
ポート開放がきちんとできていれば、ここで完了です。もしもポート開放が出来ていなかった場合は、グローバルIPアドレスを申し込んでから20分が経過しているか確認してください。
また、20分以上経過していたのに、ポート開放が出来ていなかった場合は、再度最初から設定をやり直してみましょう。
WiMAX2+でポート開放するときの注意点
ここからはWiMAX2+でポート開放するときの注意点をまとめていきます。
月額利用料が発生する
WiMAX2+でポート開放するときは、グローバルIPアドレスが必要だと説明しましたが、グローバルIPアドレスを利用するのは月額利用料が発生します。
名称 | 月額利用料 | 登録料 |
グローバルIPアドレス | 96円 | 無料 |
月額利用料は96円と非常に安くなっていますが、無料ではないため覚えておきましょう。
また、日割り計算にはならず、グローバルIPアドレスの設定で接続を1度でも行った月は、96円が発生してしまいます。
セキュリティ対策が必須
ポート開放を行うと、外部からの不正アクセスを防止するフィルタリングを解除することになるため、ポート開放を行うとセキュリティ的には危険になってしまいます。
なので、ポート開放を行う場合はセキュリティソフトを常駐させたり、アクセスを許可するポート番号の設定を行ってください。
また、セキュリティを向上させるためにも、アプリなどをすべて最新版にアップデートしておく必要もあります。
これらをすべて行っておくことで、ポート開放の危険性は下げられます。
おわりに
今回はWiMAX2+でポート開放する手順や、WiMAX2+でポート開放するときの注意点を説明してきました。最後におさらいしますが、WiMAX2+でポート開放するときは以下の手順で行いましょう。
WiMAX2+でポート開放する手順
- グローバルIPアドレスを契約する
- WiMAX2+のルーターで管理画面にログインする
- 接続設定情報を入力する
- ポート開放できているか確認する
初めてポート開放を行う場合は、難しくて複雑そうに感じるかもしれませんが、設定自体は非常に簡単なので安心してください。
ただし、ポート開放を行うときは、セキュリティソフトを常駐させたり、普段使っているアプリやOSなどを最新のものにアップデートしておくことを忘れないようにしましょう。
ポート開放を行うと、セキュリティ的には今までより少し危険になってしまうので、できるだけの対策をしてから、ポート開放してください。

1まお

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